メッセージ

あなたに頼みたい、そう思われる仕事を。

「思い出ってまだ作れるんですね」

これは、ご遺族である娘さんが、お母様のお身体を一緒に拭いている際に、おっしゃった言葉です。お話を聞くと、母と子ふたりだけの家族で、とても仲が良く、最期の介護や看取りも娘さんがされたとのことでした。もちろん寂しさは計り知れないものがあったかと思いますが、彼女は「母との思い出が最後にまた一つ増えました」と話してくれました。

この娘さんの言葉や想いは、私たちの仕事の意義を改めて教えてくれるものでした。
ただ故人様のお身体を綺麗に整え、送り出すだけではない。
自分にしかできない寄り添い方、向き合い方で、ご家族の悲しみや後悔を少しでもやわらげ、明日へと進む一歩をお手伝いできれば、と。

本来、最期の時間は、他の人が立ち入れない故人様とご家族だけの尊い時間です。
だからこそ、「あなたに頼みたい」そう思っていただける仕事をしたい、と私たちは思います。

ぜひ一緒に働く方にも、この志を大切にしていただけると嬉しいです。